コワーキングスペースまとめ

Coworking. Business concept with young people using laptops and smartphones. Can be used in the design of the site header, banners, posters. Vector illustration.
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「働き方改革」という言葉が世間でもてはやされるに伴って、これまで以上に働き方について議論が交わされ、そして変化が求められています。そんな状況において、今注目を集めているのが「コワーキングスペース」です。

近年のインターネット、様々なコミュニケーション・ツールの発達のおかげで、私たちはオフィスにいなくとも、自宅やカフェなどで、場所の制約に捕らわれず働くことが可能になりました。

その一方で、自宅での作業は、逆により多くのコミュニケーションを必要としたり、カフェなどで仕事をする場合は、十分な環境が確保出来なかったりする等の問題もあります。そのような現状をうけて、特にフリーランスのウェブデザイナー、プログラマー、あるいは独立したコンサルタント等の知的プロフェッショナル、起業家のような新しい働き方を志向する人の間では、コワーキングスペースを職場として選択するケースが増えています。

この記事では、言葉はよく聞くが、意味やメリットがいまいちはっきりしない「コワーキングスペース」を、その活用のメリットとデメリットを中心に紹介させていただきます。

1. コワーキングスペースとは

コワーキングスペースとは、従来のレンタルオフィスと異なり、専用の個室スペースではなく共有型のオープンスペースで仕事をするスタイルのワークスペースです。専用の個室やデスクを持つプランも用意されている場合もありますが、多くのコワーキングスペースは、同じ空間で仕事をする他の入居者とのコミュニケーションが生まれやすくなっているのが大きな特徴と言えます。

◆コワーキングスペースの基本設備

 ワークスペース

空いているところを自由に使うフリーアドレスタイプと、自分専用の固定席が持てるタイプがあります。フリーアドレスの場合は席数以上のメンバーを受けいれることができるので価格は最もお得なことが多いですが、固定席プランは若干割高になる傾向があります。

 無料Wifi

無線Wifiはほとんどのコワーキングスペースで用意されています。ただし気をつけなければいけないのが、その回線スピードです。普通の家庭用のネット回線を使っているところもあれば業務用回線を複数本引いているというコワーキングスペースもあります。これらは利用者数(混雑具合)と回線のタイプ及び回線数によって、快適度が変わってきますのでチェックが必要です。

 会議室・セミナールーム

会議室は多くのコワーキングスペースで設置されていることがほとんどですが、セミナールームについては、スペースが確保されていないところもあります。そういったケースではセミナーを開催する際に、ワークスペースをセミナー用スペースに転用することがあります。また会議室はそのスペースによって設置されている数にばらつきがあります。

◆コワーキングスペースの機能&サービス

 法人登記と住所利用

多くのコワーキングスペースは、法人登記と住所利用が可能です。しかし、運営会社によっては有料であったり、コワーキングスペースでは登記が出来ない場合などもあるので、必ず確認が必要です。

 郵便物の受け取りと転送

住所利用が許可されているコワーキングスペースでは郵便物を受け取ることが可能です。シンプルなものでは郵便ポストを設置し、郵便局員が投函するタイプのものもありますし、受け取った郵便物を転送してくれるコワーキングスペースもあります。

 電話転送

法人や個人事業主の方は事業用の電話番号が欲しいというケースが非常に多いですが、コワーキングスペースによっては電話転送サービスを提供しています。転送サービスが提供されていない場合は自分で事業用の回線を用意する必要があります。

 交流会

多くのコワーキングスペースでは入居者同士の交流会を行っており、新しい出会いの場になり、そこからコラボレーションが生まれたり仕事をもらったりできる可能性があります。

 専門家による支援・ビジネスコンサルティング

ビジネス分野(会計・法律分野など)の専門家による支援を受けられるコワーキングスペースもあります。一人の専門のコンサルタントを雇うとなるとコワーキングスペースの利用料金とは比較にならないほどの金額が必要になりますので、この支援を本格的に行っているコワーキングスペースであれば積極的に活用することをお勧めします。

2. コワーキングスペースのメリット

①初期費用が低く抑えられる

 一般的なオフィスを借りる場合は保証金(賃料の3ヶ月~12ヶ月分)、内装費用、オフィス什器を整える費用が必要ですが、コワーキングスペースを利用すれば、入会金が0円~数万円、保証金は多くとも20万円ほど、加えて内装費用とオフィス什器購入費用はもちろんかかりません。。

②ランニングコストが抑えられる

 共益費、インターネット、光熱費等のオフィスを維持するためのランニングコストは、基本的に毎月の利用料の中に含まれていますので、別途支払う必要はありません。

③スムーズに事業をスタートできる

 内装も含め、ビジネスに必要な設備は既に整っていますので、契約後すぐに利用が開始できます。早ければ即日利用をスタートすることも可能ですので、PCを持っていればすぐに事業をスタートさせることが可能です。

④打ち合わせや会議の場所を確保できる

 打ち合わせや会議を行う際、カフェやファミリーレストランでは、常に人数分の席が確保できない、騒音が気になるなど、不都合が生じやすくなります。さらに、外部に知られたくない内容であると、安心して話をすることができません。一方、コワーキングスペースの多くには、軽い打ち合わせ用のフリースペースと、じっくり会議を行うための個室の会議室が設置されていますので、打ち合わせや会議の場所を確保できます。

⑤新たなビジネスチャンスを作ることができる

 多種多様な業種・業界の人たちとの接触機会が増え、さまざまな交流をすることで、情報交換やスキルアップ、あるいは新たなビジネスの創出といった機会を得ることができる可能性があります。また、コワーキングスペース主催の交流イベントや勉強会が行われることもあります。

3. コワーキングスペースのデメリット

①作業スペースの確保が保証されていない

 固定席プランを契約していない限りは基本的に空いている席に座る形になりますので、席が確保できないという可能性があります。フリーアドレスであることは利用料金が低くなることの大きな理由にもなっているので、そこはトレードオフになります。

②作業に集中できない可能性も

 多くの人が利用しますので、ワイワイした雰囲気になることもあります。それが気にならないという人でしたら問題ありませんが、気になってしまうという場合は快適に過ごせない可能性があります。

※コワーキングスペースの中には“集中用スペース”として、時間に限りがありながらも1人きりで集中できる個室を備えているところもあります。

③セキュリティの問題

 いろいろな人が出入りし、交流が促進されることが、コワーキングスペースの大きなメリットですが、裏を返すと知らない人がたくさんいるということになりますので、セキュリティ面でどうしても甘くならざるを得ません。また、基本的には共有の無線Wi-Fiを利用することになるので、独自の回線を確保することができず、セキュリティ面でセキュアな環境を確保することが難しいです。

まとめ

コワーキングスペースに対しては、「仕事がしづらいのではないか」「溶け込みにくい雰囲気なのでは」などといった不安が多くあるかと思いまが、イベントに参加して雰囲気をつかんでみたり、まずは短期的に利用して様子をみたりするなど、気軽に試すことが可能です。そして、場所によって雰囲気もサービスも全く変わってきたりするものなので、自分にあった場所を探していくつか回ってみることが重要になってくるかと思います。

 

 

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